ダイスのコレクションをさらしてみる - その7「1面から120面まで並べてみる」 ― 2016年11月05日 22時24分43秒
PCのローマ字入力「tha」で出る「てゃ」とか「tho」で出る「てょ」とかを使う
タイミングが知りたい Wacky_PON です。
そもそも何て読むんだこれ。
さてダイスコレクション紹介、今回は1面ダイスと120面ダイス入手記念特別企画、
「1面から120面まで並べてみる」です!
サイコロ好きの自己満足的な企画ではありますが、
資料的価値も意外に高いかも?
似たようなことをいくつかの他のサイトさんでもやっていますが
私は実物が手元にあるものだけを紹介するので
16面ダイスの写真を「15面」と紹介したり、
120面ダイスの写真を「144面」と紹介したりといったミスは
避けられているはずです(笑)
それと、立体としての名称を記しているものについて
「実物はかなりアレンジされてるけど、要するに形状的には
これでいいよね」
みたいな多少強引なのも含まれているのはご了承ください。
(3面の「正三角柱」とか)
あと「不均一系」という言葉は、私がそう呼んでるだけでして、
一般的な用語ではありません。
ではスタート!
1面ダイス。メビウスの輪。
未だかつてこんなにシュールな物体があったでしょうか。
サイコロなのに、振る前から結果がわかっている。
「1」が出る確率100%です。
シュールを通り越して何かしらの哲学みたいなものを感じますね。
……大げさですか。
まぁジョークグッズなわけですが、やはりコレクターとしては押さえて
おきたかった一品でして、入手するのにまあまあ無茶をしました。
ろくに英語読めないのによくオーダーできたもんだ。
2面ダイス。
3面ダイス。正三角柱。
4面ダイス。正四面体。
4面ダイス。正四角柱。
4面ダイス。
5面ダイス。正三角柱。
不均一系。
不均一系。
6面ダイス。正六面体。
6面ダイス。正反三角柱。
7面ダイス。正五角柱。
不均一系。
7面ダイス。
不均一系。
8面ダイス。正八面体。
8面ダイス。正反四角柱。
9面ダイス。
不均一系。
10面ダイス。正ねじれ双五角錐。
10面ダイス。正反五角柱。
10面ダイス。正双四角錐台。
不均一系。
11面ダイス。
不均一系。
12面ダイス。正十二面体。
12面ダイス。菱形十二面体。
12面ダイス。正反六角柱。
12面ダイス。正双六角錐。
12面ダイス。正ねじれ双五角錐台。
不均一系。
13面ダイス。
不均一系。
14面ダイス。正ねじれ双七角錐。
14面ダイス。
不均一系。
15面ダイス。
不均一系。
16面ダイス。正双八角錐。
18面ダイス。
不均一系。
20面ダイス。正二十面体。
20面ダイス。正反十角柱。
20面ダイス。正双十角錐。
22面ダイス。
不均一系。
24面ダイス。四方六面体。
24面ダイス。凧形二十四面体。
30面ダイス。菱形三十面体。
34面ダイス。正ねじれ双十七角錐。
50面ダイス。正ねじれ双二十五角錐。
60面ダイス。凧形六十面体。
100面ダイス。
不均一系。
120面ダイス。六方二十面体。
来ました。どうでしょうこのラスボス感。
ちなみに直径55ミリ。でかい!
何がすごいって、これ3Dプリンターとかで作ったわけじゃなくて
製品化されてるんですよね。
Amazon で普通に買えました。
……需要がさっぱりわからないんですが。
おそらく確率的に均一なダイスとしてはこの120面という面数を
超えるのは非常に困難なはずなので、
そういう意味でもやっぱりラスボスですね。
不均一系なら144面とか154面とかがあるようですけど。
今回は以上でーす。
ダイスのコレクションをさらしてみる - その6「秋の珍品まつり」 ― 2016年10月08日 22時23分35秒
自分が無類のカレー好きだと最近自覚し始めた Wacky_PON です。
食欲の秋たけなわ!!
さて、ダイスコレクションさらしその6ですよー。
Q-workshop、テックダイスのメタルバージョン。
かっこいい……。
何だかもう、変形して飛んでっちゃいそうですな。
Q-workshopの新作、スチームパンククロックワークです。
すげぇ好みです。このデザイン。
カラーはキャラメル色。
甘そう。
Q-workshopのジャパニーズダイスです。
デザインは悪くないのですが、
10面2桁ダイスの、普通「00」と書かれる面に
「百」
って書いちゃったのはどう考えても失敗だよなぁ。
使いづらいでしょこれ。
「漢字って Cool だぜ!」
とか言って欧米の方がノリで作っちゃったんでしょうかね。
さて、ここからは珍品まつりですよ!
多機能12面ダイス。
これひとつで2面、3面、4面ダイスとして使えるというもの。
○付きが2面用、無印が3面用、△付きが4面用です。
結構すごいアイディアで作られているんですが……。
これ、そのアイディアのせいで逆に用途を狭めてないかな。
そもそも12面体なのに12面ダイスとして使えないところが残念だし。
12面体なら6面ダイスとして機能させるのも簡単だと思うんだけど。
うーーーーん……。
まぁこういうアイディアモノは嫌いじゃないですが。うん。
多機能6面ダイス。
8通りぐらいの使い方があるっぽいんですが、
ちょっと情報量が多すぎて何がなんだか。
多機能24面ダイス。
3面、4面、5面、6面、7面、8面、12面、24面として使えるようです。
かなりゴチャゴチャしてますが。
実は付属のマニュアルにはもっともっとたくさんの使い方が書かれているんだけど、
明らかに水増しだよなぁ(笑)
読み替えたり2回以上振ったりしたらそりゃ用途は増えるよ。
サイコロってもともとそういうものだし。
9面ダイス。
不均一系。
さぁ、珍品まつりも佳境に入ってまいりました。
なんだろうね、この奇妙なカタチは。
11面ダイス。
不均一系。
いつも思うんだけど、こういう半端な面数のサイコロって
どういう人が使うんでしょうかね?
ちゃんと製品化されてるんだよねこれ。
13面ダイス。
不均一系。
何だか不吉な数ですね。
このダイスを使えば裏切り者が特定できるとかできないとか。
15面ダイス。
不均一系。
不均一じゃなければ何となく使い道がありそうな面数ですが。
最後にWANTED!!
1面ダイスを探しています。
というか、存在しているのは知っているんですが、
日本国内で入手する方法を探しています。
ご存知の方はぜひご一報を。
今回はここまで~~。
ダイスのコレクションをさらしてみる - その5「ぼくのたからもの」 ― 2015年03月21日 18時38分13秒
引っ越しをするかもしれないので物を整理しているのに、
サイコロは増え続けるWacky_PONです。
これはしょうがないね。
さて、その5ですよー。
その2の10面ダイスの紹介のときに、100000の位から0.001の位までの
10面ダイスを紹介したんですが、その1つ上の位のを発見。
実用的に使うことは一生ないような気が。
セレブなお子様のお年玉の額を決めたりするときぐらいしか使い道が
見つかりませんね(なんだそれ)。
お洒落なデザインのポーカーダイス。
赤い方が特にお洒落ですが、これもポーカーダイスで使うんでしょうかね。
今一つルールがわからないのでなんとも……。
パッコロ。12面ダイス2個のセットです。
麻雀で使う6面ダイス2個の代わりに使う物で、
黒い方には「一」から「十二」が、
赤い方には「東」「南」「西」「北」が3つずつ書かれています。
もともとはイカサマをしにくくするために考案された物らしいのですが、
どうもあまり普及はしなかったみたいですね。
これは今年の1月に惜しまれつつ閉店した札幌・狸小路の
「中川ライター店」の閉店セールで購入しました。
なんだか思い出深い一品となりました。
2面ダイス。
おお、珍品。
確かにこれなら面数は2面だ。
なんか無理やりな感じがしないでもないけど。
……い、いや、確かに2面ダイスですよね!
4面ダイス……ってオイ。
さっきのと同じ形だし。
さっきのを2面ダイスって言い張るなら、こんなの作っちゃダメじゃん!
4面ダイス。正4面体。
正4面体の4面ダイスは角が上になるので、どうしても目が
読みづらいものなのですが、こう来たか! って感じです。
角を平らにしてそこに数を書いているわけですな。
でもその小さな面を底にして「立っちゃう」場合も極低確率とはいえ
あるわけで、これは不均一系8面ダイスと考えるべきなのか?
考えすぎですか。そうですか。
12面ダイス。菱形12面体。
いや驚いた。こんなの手に入るとは。
12面ダイスは一般的に、その2でも紹介したとおり正12面体(面が5角形のやつ)
の物がほとんどなんですが、この菱形12面体という形でも均一なサイコロが
作れることを知ってはいました。
でも、実物が手に入るとは思わなかった。
こんなのが出てくるから、コレクションがやめられないんですよねー。
24面ダイス。凧形24面体。
これも一般的でない方。
24面ダイスはその3で紹介した4方6面体はよく見かけるんですが、
こっちの方がよく転がりそうですね。
Q-workshopのクラシックダイス。
Q-workshopのデザインダイスの中ではシンプルで実用的ですね。
オールドブラスダイス。
かっこいい!!
質感といい、デザインといい……。
くぅーーーー。
メタルダイス「ピンウィール」
これはもうオブジェと言っても差支えないって言うか。
ずっと眺めてても飽きません。
宝物、ですね。
ちなみにお値段も宝物級でした(笑)
今回は以上でーす。
ダイスのコレクションをさらしてみる - その4「リターンズ?」 ― 2014年11月16日 16時52分03秒
その3で最終回と謳ってしまったわけですが、
あれからいろいろと増えたりとか、あ、これ紹介しなかったな……なんてのが
あったりしたので、その4をやっちゃいます!
その1で紹介したカジノダイス。
新色増えましたー。
オレンジがお気に入り。紫もすごくきれいな色です。
増えたと言えば、CHESSEX社のカラーサンプルも3パックほど増えました。
我ながら物好きだなー。
アンティークデザインダイス。
もう何だか無条件でかっこいいですね。こういうフォントでやられちゃうと。
箔押しダイス(猫)。
犬もあったんですが、どちらかというと猫派なのでこちらを購入。
どっちも飼ったことはないけどね(笑)
電子サイコロ。
6面~10面サイコロを1個~3個、振ることが出来てとても便利。
ただこれ、コレクションに加えていいかどうかはちょっと悩む。
ポーカーダイス。
部屋に飾っておくとちょっとお洒落かも。
ただやっぱりポーカーはトランプでやったほうが面白いと思います。
しかし何でこれ6個セットなんだろう。5個しか使わないんだけど。
これはちょっと珍しい、ポーカーダイスの8面バージョン。
ゲーム性は6面よりもこっちのほうが上かも。
でもやっぱりトランプでやったほうが(笑)
ダイス麻雀。
ちょっと前まであちこちで売っていたイメージなんですが、最近あまり
見かけませんね。
同梱されている説明書に、このダイス麻雀がいかに素晴らしく画期的な
発明であるかの自画自賛が書き連ねられていて、呆れを通り越して何だか
微笑ましいのです。
でもやっぱり麻雀は麻雀牌でやったほうが(笑)(笑)
Q-workshopのドワーフダイス。
金属製です。これはホントかっこいい。
ホントに。すごい。すごいかっこいい。
Q-workshopのテックダイス。
ぐぅ、これもかっこいい……。
Q-workshopのデザインダイスは買い始めるとキリがなくて非常に
危険です。
4面ダイス。
変わった形です。
一般的な正4面体のものよりこちらのほうが目が読みやすいかも。
だけどこれ、全然転がらないんだな(笑)
12面ダイス。
不均一系。
これわざと不均一にしてあるんですね。
「1」~「10」が同じ確率で出て、低確率で「0」と「∞」が出るようになっています。
これ実は掛け算の暗算の訓練用なんですね。
3個振って出た目を全て掛け合わせるという。
低確率で「0」か「∞」が出るのが良いアクセントになるわけですな。
60面ダイス。凧形60面体。
大物来た!!
探せばあるもんですねぇ。
今のところ、不均一系の100面を除くと私が持っている中では最多面数の
ダイスってことになりますな。
すごい存在感です。
今回はここまで。
さて、「その5」はあるかな……?
ダイスのコレクションをさらしてみる - その3「珍品」 ― 2014年06月29日 18時57分51秒
ダイスのコレクションをさらしてますよー。
最終回は珍品編!
珍しいダイス、ちょっと変わったダイスをご紹介。
3面ダイス。
「1」「2」「3」の数字よりも大きく「R」「P」「S」と書かれています。
これは「Rock(岩)-Paper(紙)-Scissors(はさみ)」すなわちじゃんけん!
これを相手に、ひとりでじゃんけんの特訓ができるわけですね。
斬新。
5面ダイス。正3角柱。
コンビニのおにぎり型。
おにぎりが立つ状態が3パターン、倒れた状態が2パターンで
全部で5パターンってわけですが。
これだと全ての目が同確率で出るかは、極めて怪しい。
このように、面の形が全て同じではなかったり、各面の並び方が同条件では
なかったりする、サイコロとしてちょっと怪しいものを「不均一系」と呼ぶことにします。
7面ダイス。正5角柱。
早速、不均一系。
デザインは秀逸ですね。ジョークグッズみたいなものかも。
7面ダイス。
こちらも不均一系。
そもそも奇数面のダイスを作ろうっていうことに無理があるような。
平面じゃないところに数字を無理やり書いているのが大胆ですな。こいつ、非常に把握しにくい形状をしています。
しばらく眺めていると、脳みそが疲れてくるような不思議な立体です。
10面ダイス。
不均一系。
ちょっと変な形。でも昔はちょくちょく見かけた気がする。
14面ダイス。正ねじれ双7角錐。
「例のセット」の10面ダイスのような双角錐タイプは
理論上いくらでも面数を増やせるわけですが、
「14」って半端な数だと思うんだけどなー。
14面ダイス。
こちらは不均一系。
この形は古代、朝鮮半島で使われていた形状らしいですよ?
(オールドコリアンダイスっていうらしい)
16面ダイス。正双8角錐。
双角錐タイプで「ねじれ」が入らないのは、地味に珍しいかも。
片方の角錐の面数が奇数の場合、2つの角錐をねじって繋げないと、
平面ではなく、とがった部分が上に来てしまうのでサイコロとして
使いにくくなるわけです。
この16面ダイスのように片方の角錐の面数が偶数のとき
(つまり総面数が4の倍数のとき)、「ねじれ」が不要になるんですね。
18面ダイス。
不均一系。
これはチャイニーズダイスと呼ばれる、その昔中国で使われていたものと
同じ形のようです。
しかし、情報を集めようとして「チャイニーズダイス」でググると、
「翼の折れたエンジェル」の話題ばっかりヒットするのな(笑)
22面ダイス。
不均一系。
不均一不均一と、忌み嫌うように書いてるように見えるかもしれませんが
とんでもない!
コレクターはこういう珍品にこそときめくわけですよ。
この際、サイコロとしての存在意義なんざどうでもいいんです。
24面ダイス。4方6面体。
これは割とよく見かけます。
正6面体の各面を4つの三角形に分けて、ピラミッドみたいに盛り上げた形。
30面ダイス。菱形30面体。
これもよく見かけますね。
非常に神秘的な形です。
各面の菱形の、短い方の対角線は正12面体の辺と一致し、
各面の菱形の、長い方の対角線は正20面体の辺と一致する。
みたいな。
奥が深い。
34面ダイス。正ねじれ双17角錐。
「34」っていう半端な数のダイスを、なぜ作ろうと思ったのか。
50面ダイス。正ねじれ双25角錐。
あふれ出るやりすぎ感。
サイコロだと知らずに手に取ると多分「なんだこれ!」としか言いようがないと思う。
すごい存在感なんですよ、こいつ。
ちなみに「50」の目が無い代わりに「0」が入ってます。
100面ダイス。
不均一系。
ゾッキヘドロンと呼ばれるらしいけど詳細不明。
持っている人は少数派だろうけど、存在自体はゲーマーの間では割と有名で、
「転がりだすとなかなか止まらないんだよねー」などと話題にされることも多い。
不均一なんだけどね。
ダイスコレクションさらしは以上ですよー。
ところで、サイコロのWikipediaを見ると、120面ダイスの存在に
言及されてるんだけど、本当にあるのかね。
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